2016/01/27
Carnevale di Putignano
Ciao tutti !!! みなさまこんにちわ。
イタリアはもうCarnevale(カルネヴァーレ)の時期ですね。毎年日にちが変わるので分かりにくいですが今年はPasquaが3/27なので、その46日前・・・という事でちょっと早めな気がします。
Carnevale=謝肉祭は、Pasqua(復活祭)の前日、Quaresima(四旬節)の日までは肉を断つ習わしがあるので、その四旬節の前にたらふく肉を楽しもう!というお祭りです。
イタリアっぽいですね〜
carne(お肉)・vale(別れ)「肉よさらば!」がカーニバルの語源。
お肉だけではなく、仮装した人やパレード、屋台や音楽など夜まで賑やかなお祭りです。
この時期はいろんな町で催しがありますが、イタリアの3大Carnevaleの中にはヴェネツィア(ヴェネト州)・ヴィアレッジョ(トスカーナ州)・プティニャーノ(プーリア州)と、プーリアの町も名を連ねています。
我らがプーリア州プティニャーノの町のCarnevaleは今年で622回目。
1394年から続くイタリアの中でも古いお祭りです。今年も既に始まっている様ですね
詳しくは→http://www.carnevalediputignano.it
写真は2014年のプティニャーノのCarnevaleの様子です。
この年だけだった様ですが、パーレド前にFIAT 500のコレクターが集まりご自慢の愛車でパレードする催しもありました。
フィアット好きの自分達には通りの向こうまでずーっとチンクエチェントが並んでいる光景は絶叫もの。
続々と他の町からフィアットが集まってきてエントリーの手続きをしていました。
個人的に車に帽子とリボンはいらないなぁとは思いますが。。
それにしても人が近くにいるとチンクエチェントの小ささが際立ちますね。いいなぁ。
パレードの様子。
沿道の人達も仮面や帽子で仮装してる人が多いです。
テーマごとに仮装したグループのパフォーマンスや、機械仕掛けの大きな山車が町の中を練り歩きます。
山車は風刺的なものから物語をモチーフにしていたりと様々なものがありますが、どれも大きく、造りも細かいししかも乗っているパーツも動きます。通り沿いのマンションに当たるんじゃないかと思うくらいのものありました。2部制で夜にもこのパレードがあるようです。夜は光ったりするのかな。
時間は2時間くらいでしょうか。最後の山車が去った後は町じゅう紙吹雪だらけ。。髪の毛やポケットや服の中も紙吹雪だらけになるほど浴びます。
余談ですが、この後1月程イタリアを旅行し、帰国して数ヶ月後にまだ紙吹雪がポケットの奥から出てきました。
広場では屋台が出てます。やっぱり肉ですね〜
Bombetteも豪快に炭火で焼かれてます。この辺りのお祭りでは必ずBombetteやsalsicciaやnummereddeなどを焼く屋台が出ております。
そしてCarnevaleのお菓子といえばこれ。
Chiacchiere(キャッキエーレ)
揚げた生地に粉糖のかかったシンプルなもの。
BARやお菓子屋さんにも大量に盛って売られていましたが、なんとなく手を出せずにいたこちら。
パレードの後にプティニャーノの行きつけのレストラン 、A’ Cr’janz で出してくれたキャッキエーレを食べてびっくり。。
美味しい!
サクサクの軽い生地に粉糖の素朴な甘さ。
お腹いっぱい食べた後に揚げ菓子なんて食べれないと思っていても完食でした。Chiacchiereはおしゃべりという意味。サクサク パリパリという音がしゃべってる様に聞こえるからですかね。名前も好きです。
ということでお肉断ちはしませんが、当店もCarnevaleバージョンのグリリアミスタなど2/2〜2/10までご用意します。
ドルチェもChiacchiereと 少し早いですが San Giuseppe のお菓子 Zeppole(ゼッポレ)もご用意する予定です。
Zeppoleも見た目以上に優しい甘さのドルチェです。お見せしたい気持ちは山々ですがご来店してかのお楽しみという事で。
ちなみにChiacchiereは既にちょこちょこお出しし始めております。
皆様のご来店楽しみにお待ちしております。
Osteria CONACINETTA(オステリア コナチネッタ)
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