2015/11/10
Regali dalla Puglia
みなさまこんにちわ。
ステーファノの来日によりプーリアから持って来てくれた品を少しご紹介します。
お店を始めて気付く事。それは…
プーリアのプロダクトは入手しにくい!(薄々は感じてましたが)
以前ワインをプーリアから直接入れた記事を載せましたが、その時実は食後酒もお願いしていました。が、個人輸入では高いアルコール度数のものは入れれないとか…やってみて初めて知る事ばかりです。
食後酒の入った荷物が送り返されてしまった悲しい思い出です。
という事でずっと手に入れたいと思っていたプーリアの食後酒たち。
GRAPPA PRIMA BARRICATA (Uva primitivo)
PADRE PEPE Nocino
そう、プリミティーヴォのグラッパと胡桃のリキュール、ノチーノです。ありがたい〜
あれだけワインの生産量のある土地なのに、日本にはプーリアのグラッパは入っていないのです。(僕が知らないだけ?)
そしてプーリアの食後酒といえばノチーノです。
アマーロなどに比べよりスパイシーな味わいだと思います。
そして町のパニフィーチョのお菓子とタラッリ。
タラッリは、オーブンだけで焼き上げるタイプと一度茹でてから焼くタイプの2種類あり、当然一手間かかる後者よりも前者の方が圧倒的にポピュラー。
こういうサクサク、モサモサの食感。これはこれで美味い。ワインに合わないわけがない。
当店で作っているのは、当時住んでいた家の近くに売っていたタラッリを参考にしています。ここのは一度茹でるタイプだったのでかなりクロッカンテ。当店のもかなりカリカリなので油断して食べた方は堅さに驚かれます。ちょっとだけマニアックなこだわりなのです。
あとは以前紹介した焦がし小麦、Grano arso。もうすぐ現地ではCime di rapa(西洋菜花)の季節。この野菜と相性が抜群に良いのが Orecchiette di grano arso.
当店でももう少し寒くなればオンメニューする予定です。
さらに土産は続き、、
日本でも流通しているカチョリコッタとカチョカバッロもひと味違う美味さですが、ちょっと珍しいのはリコッタフォルテ。名前の通り、味のフォルテ(強い)なリコッタで、普通のリコッタを乳酸発酵させてつくります。
独特の香りと少し舌を刺激する味わい。万人には決して受けないチーズなのです。味見されたい方はぜひお申し出下さい!
奥のオリーブの木の缶は先々週くらいに缶に詰められたばかりのオリーヴオイルの新油。さぞかしフレッシュな香りを楽しめる事でしょう。
そしてそして、ステーファノに頼んで持って来てもらった、ココパッツォと兄弟や家族で経営しているレストランやガストロノミーアのビリエット。
これを眺めているだけで、当時を思い出し気持ちを新たにする事が出来ます。
少量ですがお店に置くのでこちらも興味のある方はぜひ。
他にもココパッツォの建物の写真(彼のお店は歴史地区にあります)など、僕らの心をくすぐるものばかり!師匠は分かってるなぁ〜
お土産にウキウキしながら次にプーリアに行くときは何を持って行こうか、何を買って帰ってこようか、想像が止まりません。あ〜この間会ったばかりなのにもう皆に会いたいと思ってしまう。。
Osteria CONACINETTA (オステリア コナチネッタ)
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